実はギャンブル禁止?な日本のギャンブル事情

日本においてギャンブルと言えば、パチンコ・パチスロから始まり、競馬、競艇、競輪などを思い浮かべると思います。
この中で最も収益があるとされているのが、パチンコ・パチスロとなっており、世界中にあるEGM(ギャンブル用の電子的ゲーム機)の総数のうち約6割が日本のパチンコ・パチスロとなっているのです。
台数的には世界的に見ても非常に多くなっていますが、実は日本はギャンブルが法律で禁止されている国だということを忘れてはいけません。
野球などで賭博を行った際にも見つかればかかわった選手までも処罰の対象となってしまいます。
以前もそのような背景から球団を辞めていった若い選手もいました。
しかし、パチンコはギャンブルではないかと言われると、ギャンブル依存症となってしまう人が多いためギャンブルと言わざるを得ないでしょう。
ギャンブルを禁止している国とは到底思えませんね。
そして、パチンコによる売り上げなのですが、これは約20兆円を超える収益があるとされており、世界的に有名なマカオのカジノでは収益は約2~3兆円ほどであることからいかに日本でギャンブル依存症が多いかがわかると思います。
現在は、様々な規制が入っていてどんどん市場規模自体は衰退の一途をたどっています。
規制が入ってしまい、現行の人気機種がなくなっていってしまっているにも関わらず、まだまだ収益的には利益率の高い業界であることから最先端の技術を導入したり、新しいコンテンツを導入したりしていくのではないかと考えられます。
射幸性が高く、依存しやすい作りにしているのは理解できますし、次は当たるかもしれないと高揚感をうまく利用しているのだと思いました。
ギャンブル依存症が世界的に見ても日本がトップクラスに多い理由がわかる気がします。