株をするならファンダメンタル分析

株をするならファンダメンタル分析が良いと自分は思います。テクニカル分析ファンダメンタル分析は株の割高割安を判断する二大手法といってもいいでしょうが、テクニカル分析は過去の値動きを見ているだけで、特に会社の中身などは何も考えません。それに対してファンダメンタル分析ではしっかりと事業内容なども考えていくことになるので、株の実体を見るにはこれしかないとも自分などは思ってしまいます。テクニカル分析派は値動きには全てのことが含まれているので、特にその中身については考える必要はないというのですが、自分などはその中身を考えることが大切で、値動きはその次だろうという気がするのです。言ってみればテクニカル分析は表面に出てきていることが全てでその内容は見ないということになるわけです。ということは、株を人に置き換えてみると人をテストの成績だけでは判断しているようなものです。それではなかなか人の中身を見抜くことは出来ないでしょう。あいさつであったり、態度であったりというテストでは出てこないものの方が自分には大切な気がするのです。
ファンダメンタル分析で自分が重視するのは、企業の財務体質です。自分が重視する財務の健全性を考えた投資はバリュー投資ともいわれるものです。しっかりとした企業活動をしているにもかかわらずに、株価が安く据え置かれているところを探して、そこに投資をするという方法です。この方法のいいところは、企業の実質的な力が目に見えて分かるところです。簡単に言えばすごい実力を持っているのになぜか評価されない会社を自分だけ評価しているというような感じです。そのうちこの凄いことに気づいて株価も上昇してくるだろうという投資スタイルです。実力のある企業はいずれ目を付けられることになるでしょうから、そうなった時が見ものという投資スタイルです。いわば待ちの投資ということになるのかもしれません。今はまだ世間が気づいていないだけですから、自分だけが気づいている状態であれば、これはかなり安く株が買えることになります。それでいて世間が気づいた頃にはすでに株価も大きく上昇しているはずという投資です。これはかなりリスクとしては低いと自分などは思います。なぜなら、世間が気づいていないだけですから、世間が気づくまで待てばいいというだけの投資になります。企業が実力のあるところであればいずれ気づくでしょうから、それを待つだけでいいのでリスクもかなり低いと思われます。