最近株式に関係したブログがとても多い

株式に関係したブログはとても多いですが、内容はそれぞれ違って、幅広いです。内容が幅広い理由としては株式投資に絶対がないからです。もし、確実に利益になる投資方法があれば、それ以外の情報を掲載しているブログは信用できないので読まれなくなります。株式の売買は投資家の買値と売値が一致したときに取引が成立します。すなわち、同じ銘柄でも買いたいと思う投資家と売りたいと思う投資家が同時にいるということです。
金融市場は機械的に動くわけでなく、人間の心理が働きます。日本は長期的なデフレ経済によって、日本人はデフレの生活に慣れているため、すぐに必要でもない商品を急いで買わなくても、価格が下がるだろうと考え、消費行動が抑えられます。インフレの生活に慣れている人であれば、今のうちに購入しないと、価格が高くなるので、急いで買わないといけないと考え、消費行動が活発化します。
株式投資にはデフレとインフレの心理と同じようなことが起きます。将来的に業績が下がると予想されると、下がり続けるだろうという心理が働きます。逆に、将来的に業績が上がると予想されると、今のうちに買わないと上がってしまうという心理が働きます。
デフレとインフレの心理で考えると、デフレの心理であれば買い手がいない、インフレの心理であれば売り手がいなくなります。しかし、実際にはデフレの心理でも買い手が存在し、インフレの心理でも売り手が存在します。その理由としては、適正価格を算出して投資判断をする投資家がいるからです。
いくら、デフレ経済だからといって、商品の価格が1円まで下がることはなく、お手頃価格だと思えば購入します。それと同様に、将来的に業績が下がると予想しても、倒産するような危機でなければ、将来の下がった業績から適正価格を算出して、それ以下の価格であれば割安と考えることができます。
株式投資に絶対がないといったように、将来はどうなるかわからないので、適正価格を算出する方法で確実に利益を出せる保証はありません。デフレとインフレ心理を投資判断として莫大な利益を出した投資家もいます。そのため、投資方法がみな違うのは当然といえます。一時的でなく、10年以上の長期間に渡り、利益を出し続ける著名投資家達の考えることはリスクを重点に置く考え方です。具体的には、現時点で予想されるリスクが起きた場合の損失額を算出し、運用資金が枯渇しない損失額であれば投資対象します。