テクニカル分析とファンダメンタル分析

株をするならファンダメンタル分析がいいと自分は思います。テクニカル分析ファンダメンタル分析は株の分析手法としては二大巨頭のようにもいわれますが、テクニカル分析は自分には分かりにくいのに対して、ファンダメンタル分析は企業の事業内容なども考慮されることからわかりやすいという印象を受けます。
もちろん企業はビジネスをしているわけですから、その将来を確実に予測をするということは出来ないわけですが、その事業内容を調べて将来性をある程度予測するということは可能だと考えます。そうでなければ、事業をすることなど出来ませんから。
テクニカル分析では、その事業内容というものが全く加味されることないところが自分などには理解できないところです。株価がそれを含んでいるからということになるのでしょうが、その含んでいるところが全く分からないところが難しいところです。

ファンダメンタル分析をすると事業内容もさることながら、株価の割高割安も判断することになりますから、これがあるところがファンダメンタル分析の良い所でもあります。例えば収益が毎年100万円上がるところの株全てが100万円で買えたとします。とするとこれがいかに割安な株価なのかということはだれにでもわかるでしょう。1年経過すれば、自分が投資した100万円の収益がまるまる上がっているわけですから、100万円でこの会社の株を全て買って自分の会社にしてしまっていれば、その1年で投資したお金の全てを回収することが出来るわけです。2年目からは毎年100万円の収益があがってくると考えるとこれがいかに割安なのかということが分かります。

これなら、物理的な損得で株価の価値を判断できるので、株が割高か割安かが分かるということになります。また、今にも潰れそうな借金ばかりがあるような会社であれば、そこの会社に投資をするのがいかに危険なのかということもわかるでしょう。

テクニカル分析はこうした会社の内情を一切考えていないので、なかなか自分のようなものには難しいとかんじてしまうわけです。一方でファンダメンタル分析はかなり説得力があると感じます。特に自分の場合はバリュー投資という方法が一番納得しやすいところがあります。財務が健全なところが一番結果を出しやすいということなのですが、これがやはり一番わかりやすいということがあります。成長する会社を見つけるのが一番リターンも大きいのですが、なかなか成長株を見つけるのは難しいところがあります。