株の勉強をする良さ

株を勉強すればするほどに、世の中の仕組みがわかっていくような気がしてためになります。
実際にはわかったような気になっただけというところもあるかもしれませんが、今まで知らなかったことが知識として身についていくので取引をするしないにかかわらず勉強をするのは全く無意味なことではないと考えています。

株というのはその会社の一部のことであり、勉強をすることで特定の会社のことをよく知ることができます。
次に当然株価の動きも勉強をすることになるので、何が起きればどのような銘柄に影響をして値動きが発生するのかというのが見えてきますから、そこでいろいろな発見があって楽しかったりします。

株式市場に上場をしている企業というのはそれだけ信頼性の高い企業ばかりというわけですが、その中で名前を見聞きしたことがある企業というのはごく一握りなものです。
そこで、企業のことをいろいろ調べていくうちにこのような事業をしている企業があったのかということを知ることができたり、思っていた以上に規模の大きな会社だった、あるいは逆に知名度の割には実は小さな会社だったということを知るととても勉強になります。

ファンダメンタルズだけでなくテクニカルな動きというのも見えてきますから、値動きから将来を予測する力をつけることができるので、これも株を勉強する利点かなと感じます。
テクニカルは何かしらの根拠があるわけではありませんから、頼りすぎては禁物ですが取引をしているのが人間である以上は市場の参加者の心理がチャートに現れたりするもので、値が上がりづらい時期、下がりやすい時期、上昇しやすい時期というのをある程度判別をすることができるので勉強をしておけば、将来の値動きのビジョンを描きやすく取引の参考にすることができます。

そして、株がなぜ経済に影響をあたえるのかということもなんとなくではありますが理解をすることができるようになり、株式市場の活況さが現実の景気にリンクしている部分があるというのを実感できるのも、勉強をする良さになるのではと考えています。
勉強をしたからと言って確実に利益を出すことができるというわけではありませんが、正しい知識を身につければ安定して増やす運用をすることはそれほど難しくありませんし、運用をするわけではなくても勉強をすることによって得た知識というのは、必ずどこかで役に立ってくれるものですから、株の勉強をしてみるというのは無駄なことではありません。

さまざまな手法を学ぶことで利益は増やせる

株式投資は、ただ単に売買して利益を目指していくだけではありません。さまざまな手法によって、利益を得ることができます。そういったさまざまな手法を知ることで、株式投資による利益を得やすくすることができます。
まずは、銘柄によって配当金を貰うという手法です。配当金は、株式を購入した場合のおまけのような存在ではありません。株価から出している配当金を考えると、利回りが良い銘柄もあります。そんな銘柄で、ある程度業績が安定し、景気によって大きく変動しない企業なら、長期保有で、配当金を貰うことができます。配当利回りによっては、銀行に預けておくよりも、ずっといい場合があります。また、配当利回りが良い銘柄は、配当金目当てで購入する人も多いので、株価が下がりにくかったりします。ただし配当金は、業績によって変動するので、配当金目当てでも株価のチェックはする必要があります。
また、保有しているだけで貰えるものとして、株主優待があります。これは、自社の製品やサービスを優待券として貰うことができ、普段使っているものやサービスなら、投資する価値があります。この自社の製品のサービスを、金額に換算すると、良い利回りの銘柄もあります。また、配当金と同様、人気のあるものなら、株価が下がってくると買われる傾向にあったりして、下がりにくかったりします。
他にも手法としは、中級者以上の方法があります。それが信用取引です。通常投資をする場合は、値上がりを期待して購入します。しかし、相場環境や、市場全体の流れとして、下降トレンドのときもあります。そんな時に信用取引なら、値下がりの場合でも利益を得ることができます。信用取引は、自分の証券会社に預けてある資産を担保にして、お金を借りたり、株式を借りたりして取引をすることができます。これから値下がりしそうな銘柄があったら、証券会社から株式を借りて売却をします。そして、値下がりをしたら買い戻して返却をし、その差額分を利益として得ることができるのです。しかし、逆の値動きになってしまった場合は、自己資金を追加しないといけなくなります。また、売却や購入をした場合、反対売買するまでの期限が決まっています。いつまでも目標の値段になるまで待つということはできません。なので、信用取引をする場合は、まめに値動きのチェックが必要になります。
このようにさまざまな手法を使えば、投資の仕方の幅も広がり、投資もしやすくなります。

株のお話

こんにちは。

株に関してのブログを中心に書いています。

株のニュースといえば。

最近の話ではありませんが、出光興産の増資について。

出光興産が、昭和シェルと経営統合をするということに対して、創業家が反対をしているというニュースがありました。

反対をされながらも、統合の話は進んでいるようで、公募増資のニュースもありました。

この公募増資は、昭和シェル石油との合併に反対している創業家保有比率を引き下げ、合併実現の環境を整えるのが目的という味方もあります。

ですから、創業家サイドは増資差し止めの仮処分を裁判所に申し立てる方針とみられている。

しかし、東京地方裁判所は請求を退ける徹底を下したそうです。

しかし、更にそれに対して東京高裁に即時抗告の申し立てを行ったそうです。

その理由として、新株発行は既存株主の議決権比率を「希釈化する目的で行われるものであることを看過した不当なものであり、到底容認することができない」とコメントしましたが、確かにそうだなと思います。

その理由でしかないのだと思いますし。

しかし、どんな理由でなら新株発行してよくて、だめなのかっていうのは難しいところですね。

株をどんどん発行されると、元々持ってた人たちはいい気しないでしょうし、創業家側に立ちますよね。まぁ株が下がらず、儲けられれば文句ない話なんですが。

そして、昭和シェル株は上がってるなんてニュースもありましたね。

合併するということでの、上昇なんでしょうか?わかりませんが。

先程も書きましたが、既存の株主にとっての、「株主の希薄化」のお話。

株式の希薄化とは、株式の総数が増えることで、1株あたりの利益が下がってしまうことをいいます。

例えば!ある企業の発行済みの株式総数が10000株、純利益が100万円だった場合は1株あたりの利益は100円だが、増資を行い株式を新たに10000株追加して20000株にすると、1株あたりの利益は単純計算で50円となってしまうんです。

1株利益が大きく現象するということは、現在の株価が割高になり、公募増資が決定すれば、株価が下落するケースが多いです。

しかし、事業拡大の為に使用されるとなれば、今後利益が伸びる可能性があるということで、株価が上昇することもあります。

なので、そうなれば、下がることはないかもしれませんし、何ともいえません。

まぁ、ちょっと不安になる要素ではありますよね。

今回の場合、元々出光興産は1億6000万株の発行済株式数があり、公募増資によって新たに4800万株増加することになります。

1株あたりの利益を出すために、純利益を1億6000万株でいままで割っていたものがこれからは、2億800万株で割るということになります。

単純計算で30%分利益が薄まるということです。

そういうことなので、公募増資が決定してから出光興産の株が大幅に下落しています。

この瞬間に売ろうと決めた人も多いかもしれませんね。先がどうなるかわからず不安ですからね。

合併が成功してすごく増えるという可能性もあるかもしれませんが可能性に過ぎません。

そもそも、創業家に反対された状態で、理解を得られないまま推し進めるというのは、出光興産的にどうなんだろうというのもあります。そんな状態では先行き不安ですね。

まぁちょっと様子見という感じです。

そのニュースが出てからの株価をチェックしてみましたが、一気にガクンと下がってからゆるやかにではありますが上がってきてはいますね。元通りにはまだまだですが。

株式の信用取引とは

株式の信用取引とは投資家が保有している資金以上の投資を行うことです。保有する資金や株式を担保として証券会社に預けると、投資家は資金や株式を借りて投資を行うことができます。信用取引では保有している資金や株式以上の取引を行うことが可能ですが、その倍率はおよそ3倍とされます。FXの場合には25倍のレバレッジをかけることができます。海外のFX業者を通すと数百倍のレバレッジも可能です。倍率が大きいほど利益は大きくなりますが、損失も大きくなる可能性があります。一般的な株式の現物取引では保有している資金の分だけ取引できます。保有している資金が100万円ならば100万円分の取引を行うことになります。信用取引では最大で3倍までの取引が可能なので、300万円分の取引できます。利益が出る場合には現物取引の3倍になるため非常に魅力的です。
基本的に株式投資では相場が安いときに買って高いときに売るという方法で取引が行われます。しかし信用取引では高く売って安く買うことができます。このような取引を一般的に信用売りまたは空売りと呼びます。空売りを行った場合には株価が下がるほど利益ができます。空売りをするためには、まず証券会社から株式を借りて売ります。株価が下がったところで買い戻しを行い、証券会社に返却します。売りと買いのタイミングにおける株価の差が利益となります。仮にある会社の株価が100円の場合に1000株を証券会社から借りるとします。1000株を空売りし、株価が90円になったところで買い戻すと、買い戻しの費用は9万円です。このとき1万円の利益が発生することになります。空売りの方法に習熟すると、相場が下がっている局面でも利益を出すことが可能です。
株式には様々な株主優待が付帯している場合があります。現物取引による買い注文と、信用取引の売り注文を同時に行うと少ないコストで株主優待を手に入れることができます。株主優待が付着した株式は権利を取得できる最終の売買日に向けて株価が上昇します。一方最終売買日の翌営業日には下落するのが通常です。現物取引による買い注文と空売りを同時に行うことで株価下落のリスクを回避できます。空売りには値下がりによる株式の評価損を相殺する効果があります。具体的にリスクを回避して株主優待を取得する方法としては、まず通常の現物取引で買い注文を題します。次に買い注文と同じ株式数について信用取引で売り注文を出します。これでコストとリスクを抑えて株主優待を取得できます。取引の手数料が1000円でも株主優待の価値が3000円ならば、2000円の利益を得ることになり合理的です。

預金をするよりも資産運用がお得?

日本は長い間にわたって預金金利が低い状態で推移しています。資産を現金で預金をしていても大きく増やすことが出来ません。また、逆に預金金利が上がってくるということは、社会がデフレからインフレに変わったことを意味します。現在日本はデフレの環境から脱却出来ていないので物の値段が低い状態ですが、今後インフレへと変化した際に物の価格の高騰と預金金利の上昇が同じ速度で進むとは限りません。もし預金金利が低い状態のまま物価が上昇してしまうと結果として資産が減ってしまうことになります。インフレで物価が上がるよりも高い利率で資産を増やすことが出来ないと資産は当然減っていくことになります。

そこで、預金をするよりも資産運用をして資産を増やしたいと考える方はまずは株式投資から入る方が多いものです。株の売買というと、以前はわざわざ証券会社へ出向き、証券会社の営業マンの薦める銘柄を購入するというイメージが強いものでした。今でもそういった投資スタイルは残っていますが、現在はインターネットが浸透していますので、ネット証券会社で口座を開設し、自分で銘柄を選定して株の売買を行う方が増えています。日本の株式市場はもちろんのこと、最近ではインターネットがあれば海外の株式の銘柄も購入することが出来ますので、世界の企業に資産を投資することが出来ます。

株式投資で資産を増やす方法としては、株を安く買って高く売ることで利益を得ることが出来ます。まだ新興企業のため安い株価で購入した企業が大きく成長した際には大きな利益を得ることが出来る可能性があります。その為、株の購入時には企業研究やその企業が成長するための経済環境などをよく調べるようになります。必然的に社会経済や世界の動向に敏感になりますので、世界の経済の動きがだんだんと分かってくるようになるでしょう。また、株式を発行している企業の中には株主へ株主優待を送る企業も少なくありません。株を売却したり、利益が出た際の配当ももちろん株主としては重要ですが、毎年送られてくる株主優待もまた楽しみなものです。

株を始める際は、まずは少額から始めることをおすすめします。売買も何度か繰り返すうちに株価の高い位置や安い位置が分かってくるようになりますし、株価のチャートの見方も勉強する方が効率よく投資することが出来ます。株の売買も慣れてきてから少しずつ投資金額を増やし、最初から高いリスクを取らないことをおすすめします。

賢い投資

これから株式投資に取り組もうという人にとって、株がどのようなイメージがあるのでしょう?
まだ、株を始めていない人や株に興味がない人にとって、株取引は極めて危険なものと考えている人も多いでしょう。
格言に、「買いは家まで、売りは命まで」という言葉があるぐらいで、確かにリスクが存在することは間違いないです。
株式投資はリスクを十分に理解できなくては取り組むことがタブーです。
少額投資非課税制度がスタートしてから、主婦やサラリーマンの投資家が増えたと言われています。
株式投資をスタートさせる発想が、「手っ取り早く儲ける 」「働かずに利益を稼ぐ」「お金でお金を稼ぐ」など、儲けのイメージを強く持ち、損をするというイメージが少ない人が多いようです。
考えてみれば、利益を得る場合、甲乙の関係となります。
売る方が甲ならば買う方は乙です。
互いの存在があって互いが成り立つもので、買う人がいなければ売りは成り立たず、売る人がいて買えるということです。
株式投資では売った株を買う人がおり、互いの価格の一致で売買が成立します。
利益確定で売り抜けた株は必ず買っている人がおり、それを買った人の今後の運命は相場が上に行くか下に行くかは分かりません。
中には高値掴みとなってしまう人もおられるでしょう。
損失だ出す人がいればその裏で利益を掴む人もいるということです。
市場参加者が全員利益が出るという相場は存在しません。
投資生活を続ける中には損失が出ることもあり、また利益が出ることもあるということです。
十分に理解しなければいけないのが取引による損失で、すなわちリスクです。
ただし、売買での損失は確定申告による損益通算が出来ますし、3年間損失繰越も可能です。
それとは別に、有配銘柄であれば配当が支払われるため、インカムゲインが割り込んだ投資元本の穴埋めをします。
投資とは必ずしも売買で利益を出すというものではなく、配当を目的に余裕のある資金で株を買うということもあるのです。
例えば、株を買って長期的に売らずに所有するのであれば、いつ買っても損ではないという理屈になります。
とくに、国が関係するインフラ事業(鉄道や通信等の大手企業)の銘柄であれば、株価は経済状況に連動しますが、比較的安定した配当を出します。
株価が高くなれば、分割することもあり、事業継続してゆく中で拡大を図る時、増資ということもあります。
いずれにしても、売らずに持っているのであれば、価格が下がっても損失が出ません。
所得の目的が配当であれば、投資した資金はただの資本金です。
お店を始めるための初期費用と考えれば、あとは経営後に順調に進むか進まないかです。
業績が良く好財務の銘柄に投資することが安定した配当が得られ、賢い投資となるでしょう。

株の売買では「曲がる人」を参考に

友達や家族、同僚などで株の売買をしているという方がいる場合は注目してみると良いかもしれません。どのような手法で、どの銘柄を売買していて、どのような成績かを聞き出します。注目すべきなのは、全く勝てない人です。結構な確率でいて、日経平均が右肩上がりであろうがその人の所有株はさえない動きをします。

その行動を見ると、上がる株も立ち上がりの根元で売ってしまったり、下がり続ける株もとことん我慢してから処分売りをしています。経済に関心があり、経済専門誌や専門の新聞をよく読んでおり株価チャートも熱心に研究しています。

しかし、細かく話を聞くと決算の内容や財務の内容にあまり関心がなく、経済新聞やアナリストの評価などをそれらを見る代わりに参考にしているようです。長く株式投資をしていると株価の天井で買って底で売るというのを経験します。まさにそれを行っている曲がる人ですが、株価が右肩上がりの時に強気のコメントにあおられ財務内容の悪い会社の株を買ったりします。株価が下がり続けていると、まだ下がるというコメントと出来高倍増に怖くなり健全な経営を行っている会社の株を処分してしまいます。

いわゆる「曲がる人」は一定の割合でいますが数は少ないです。ほとんどの人は勝ったり負けたりでそういった人は全く参考になりません。しかし、いったん曲がる人(全く勝てない人)を発見したらウォッチすることをおすすめします。仕手株などは手を出さない方が無難ですが、出来高が多い人気のある銘柄で自分が監視しているものがあれば参考にしてみると面白いです。証券会社のアナリストにもいるのでその人のコメントは大変参考になります。曲がる人は勉強熱心な人が多いのですが注目しているポイントがずれています。日経平均にも影響があるアメリカの雇用統計などを見る場合、曲がる人はアナリストの予想平均と比べたりします。もともとの数字の推移などには関心がありません。それをもとに売買するので急上昇や急落に巻き込まれて右往左往することが多いようです。

景気は比較的大きなうねりを起こすので小さな出来事に右往左往し株の売買を行うと失敗します。株が上昇している時に売り抜ける、大きく売られて下がっている時に買うという行動はなかなか難しいですが曲がる人の行動を参考にすると良いかもしれません。株式投資は自己責任なのでアドバイスなどは控え見守る姿勢がベストです。曲がる人の話は大変参考になり経済専門誌や有名アナリストの意見を総括してくれますので一旦聞いておいて大衆心理の分析に役立てると良いと考えます。